電卓基礎知識
数字の入力ミス!その時ACキーを押していませんか?
クリアキーの種類を覚えて、計算を効率よく!
「あ!間違えた!」そんな時、ついを押してしまいますよね。
は、オールクリアのこと。メモリー内の数値を除いた全てをクリアします。全部クリアして最初から計算を始めたい気持ちもわかりますが、それでは効率が悪いですね。間違ったところだけ消して、すばやく計算を続行しましょう。
クリアキーを使う
は、直前に入力した数値を消します。例えば「2000+1000=3000」という計算をしたいのに、「2000+2000」と入力してしまった!という時。この時点で気付けば、を押すことで「2000」を消せます。最初からやり直さなくても、に続いて正しい「1000」と「=」を入力すれば、「3000」を求めることができますよ。
桁下げキーを使う
は「桁下げ」と言い、パソコンのキーで言えばバックスペースの役割を果たしてくれます。
さて今度は、「2000+1000=3000」という計算をしたいのに「2000+10000」と入力してしまった!というケース。この場合はよりを使いましょう。を1度押すごとに、入力済の数値を後ろからひとつずつ消せますので、この場合は1度押して「0」をひとつ消し、「10000」を「1000」に修正しましょう。
注意!同じCでも機能が違う!
クリアキーは、メーカーが違うと同じ名称でも違う役割を持ちます。
たとえばと 、あるいはとを備えた電卓の場合。のそれぞれは「直前の入力をクリアする」という役割を果たします。さらにこのときのは「メモリーを除く全ての計算結果をクリアする」という機能を持つので気をつけて!
また、とが、ひとつのキーになっていることもあります。その場合は1回押すと直前の数値をクリアし、2回続けて押せばメモリー内の数値を除く全てをクリアします。