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電卓基礎知識

目指せ!上級者への道

定数計算ってなに?

定数計算とは、決まった数字を連続して計算すること。そう言われただけではピンとこないかしれませんが、仕事の上で使えるシーンはたくさんあるで、ぜひ知っていてほしい機能なのです。例をあげて計算してみましょう!

定数計算を覚えれば、メモもペンも不要!


日数
1ヶ月分の金額(1食300円)
Aさん
17日


Bさん
13日


Cさん
14日


Dさん
15日


合計


給与から1カ月分のお弁当代を控除するため、社員別に計算する。こういう機会はよくありますよね。皆さんならどんな方法を使うでしょう?Aさんのお弁当代を「300円×17日=5100円」と計算してメモし、今度はBさんの分を「300円×13日=3900円」と計算してメモ。最後にメモを見ながら総額を出す…これでは時間も手間ももったいない!定数計算を使って一気にやってしまいましょう。もちろん、メモもペンも必要ありません。なお上の表では、1回のお弁当代300円が「定数」、日数が「変数」となります。

計算してみよう!―社員からもらう1ヵ月分のお弁当代

イコール

基本的にカシオの電卓では、+-×÷の四則演算キーを2回押すと定数計算モードになることを覚えておいてくださいね。その際にはディスプレイに「K」の表示が出て、定数計算モードであることを示します(一部の機種では表示されないこともあります)。あとは変数に続けて =を押すだけ。最後にGTを押せば、すべての計算結果の合計も出せるのです

 

キーの操作

計算結果

定数を入力

300

300

×の定数計算

××

 

Aさん

17=

5100

Bさん

13=

3900

Cさん

14=

4200

Dさん

15=

4500

合計

GT

17700

あなたならどう計算する?

続いて別のケースで定数計算を考えてみましょう。下の表は、社員旅行費用の一覧。表に記された金額のうち半分を本人負担とする場合、Aさん・Bさん・Cさん・Dさんの支払い額はそれぞれいくら?そして本人負担額の合計はいくらになるでしょうか。さっそく計算してみてください!

 

社員旅行費用

本人負担額(1/2)

Aさん

10,000円

 

Bさん

15,000円

 

Cさん

40,000円

 

Dさん

30,000円

 

合計

95,000円

 

計算してみよう!―「÷」の定数計算

÷

ここでは2÷÷と計算していますが、 もちろん0.5××でもOKですよ。

 

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キーの操作

計算結果

キーの操作

計算結果

定数を入力

2

 

 

 

÷の定数計算

÷÷

 

 

 

Aさん

10000=

5000

10000 ÷2=

5000

Bさん

15 000=

7500

15 000=

7500

Cさん

40000=

20000

40000=

20000

Dさん

30000=

15000

30000=

15000

合計

GT

47500

GT

47500

定数計算って、とても便利ですよね。1度覚えてしまえば、皆さんのお仕事も楽になるはずです。

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