DT-950は、読取り業務の現場で求められる様々な機能を集約したハンディターミナルです。
使いやすく設計されたコンパクトで軽量なボディ。
読取り性能もアップし、長時間の使用にも快適運用できるよう機能を充実。 さらに多彩な通信への対応能力など、業務の品質向上を可能にする先進技術を多彩に備えています。

各デバイスの徹底した低消費電力化と高機能パワーマネジメントという低電力設計により、長時間駆動を実現。主電源はアルカリ乾電池とリチウムイオン充電池の2WAY電源_※1。不意の電池切れにも、充電池から乾電池に交換することでデータ消失を回避できるので安心です。アルカリ乾電池で約200時間［DT-950M50］_※2、また、無線LAN内蔵モデル［DT-950M50S］は標準充電池で約15時間_※3大容量充電池で約30時間_※3の連続運用を実現しました。Webアプリケーションなど常時無線接続をする場合でも安心です。

ボディサイズは小型レーザースキャナを搭載しながらも、179×70×41.1mm、重さは約245g_※とコンパクト。画面は160×128ドットの半透過型FSTN液晶を採用。当社の従来機種比で、約1.6倍の表示範囲を実現しました。しかも低温環境でも見やすいよう白色バックライトを採用、見やすい表示を実現しました。また、バイブレータを搭載。騒音環境下でも確実に読み取り確認が可能です。

携帯電話と同等のキー配列を採用しているので、数値入力も楽に操作できます。さらに上下キー、L/Rキー、マルチキー、8つの独立したファンクション キー、両サイドに付いているトリガーキーなど、現場での使いやすさを優先させた配列になっており、スムーズな操作ができます。

OSには、Windows^® CE .NET4.1を採用。Windows^®ベースの高度で汎用性の高い開発環境を利用できるため、アプリケーション開発の生産性が非常に高く、開発・メンテナンスのコストは独自OS・独自言語よりも軽減することが可能です。

既存のネットワークにも柔軟に対応し、モバイル環境での通信システムなども容易に構築できるよう、Bluetooth^®、IrDAの2つのインターフェイスを標準装備。同規格を装備したプリンタや携帯電話などの周辺機器とのワイヤレス通信が可能です。

また、無線LANモデル_※（IEEE802.11b準拠）もご用意。TCP/IPに対応し、無線LANへのアクセスが容易にできます。有線LAN環境と同じようにサーバなどへのアクセスが可能になり、業務のリアルタイム処理を実現します。

落下トラブルを考慮して、マグネシウム製の中ケースを樹脂製ケースで覆った新構造を採用。これにより落下強度が従来よりもアップ。1.8mという高さからの落下にも耐える耐衝撃性能を実現しました。（繰り返し落下について保証するものではありません。）

JIS防沫形_※（IP54）に準拠した〈防滴機能〉、砂埃に強い〈防塵機能〉、-20℃～+50℃の使用環境にも耐える〈耐熱性〉を装備。様々な環境においても安定したパフォーマンスを発揮します。