Q |
カシオペアはパソコンか?
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A |
カシオペアは「ハンドヘルドPC」というくらいですから、もちろんパソコン(PC)の一種です。パソコンの特長はソフトの変更やハードの増設などにより機能を変更したり追加できる「拡張性」にあると言えますが、カシオペアもソフトの追加/削除、OSのアップデート、ハードの拡張(PCMCIAカードを利用した機能追加)が可能です。また、やはりパソコンにおいて特徴的な、ユーザーに直接操作可能なファイルシステムを備えており、Windows(R)95上で扱える標準的な各種ファイル形式(JPG、GIFなどの画像データ、WAVE、MIDIなどのサウンドデータ、TEXT、HTMLなどのテキストデータなど)を扱うこともできます。カシオペアは、Windows(R)95ベースのパソコンとの連携使用を重視して設計された「ハンドヘルドPC(H/PC)」という訳です。
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Q |
カシオペアは、電子手帳やPDAとどう違う?
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A |
電子手帳やPDAは、住所録、To Do リスト、予定表等の個人情報に特化した専用コンピュータですが、カシオペアはマイクロソフト社が提供するWindows(R) CEを搭載したオープンプラットフォームな汎用コンピュータです。
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Q |
カシオペアは本体だけでも使えるか?
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A |
カシオペアの本体ROM 上に、OSであるWindows(R) CEや、CE標準ソフトのPocket Word、Pocket Excel、カシオ製ソフトの各種辞書や録音ソフトなどがあらかじめ入っていますので、本体だけでも使うことができます。ただし、カシオのボーナスCD-ROM に含まれている数多くのソフトを利用するには、カシオペアへのソフトのインストールのためにWindows(R)95またはNT4.0を搭載したパソコンが必要です。
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Q |
RAMのうちユーザーエリアの大きさは?
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A |
カシオペア A-60/A-55V/A-51V/A-51は8M、A-50は4MのRAM(メモリ)を備えています。このメモリは、データ保存用のエリアとして使われると同時に、プログラム実行用のエリア(つまりパソコンのRAMと同じ働き)として使われます。初期設定では、それぞれのエリアに対して半分ずつのメモリが割り当てられているので、データ保存用に使うことができるいわゆる「ユーザーエリア」は4M(A-50では2M)となります。
なおカシオペアではCompactFlash TMカードまたはPCカードタイプのストレージカードを利用することができるため、プログラム本体やデータファイルの保存用のエリアは拡張が可能です。
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Q |
Windows(R)CE 日本語版のカシオペアを海外で使用できますか?
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A |
Windows(R)CE 日本語版のカシオペアは日本国内専用機であり、日本国外での使用は考慮されておりません。
従いまして、海外での使用はお薦めはできません。
また国によりましては、持ち込み禁止になったり使用禁止になることも考えられます。
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Q |
電源は何か?バッテリーでどのくらいの時間使えるか?
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A |
駆動用電源として、単三アルカリ乾電池2本と、データバックアップ用電池としてリチウム電池CR2032を使用します。駆動用電源には、オプションの充電式リチウムイオン電池パックを使用することもできます。アルカリ乾電池使用時の電池寿命は約25時間、電池パック使用時の電池寿命は約15時間です。なお、付属のACアダプターを使って、AC電源でも駆動できます。
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Q |
「パワーマネジメントのプロパティ」の「メインバッテリの残量比率」とは何?
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A |
カシオペアでは「メインバッテリの残量比率」の機能はサポートしておりません。
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Q |
市販のニッカド充電池やニッケル水素充電池などの二次電池をカシオペアで利用できるか?
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A |
市販の二次電池は使用しないでください。アルカリ乾電池または弊社指定のリチウムイオン充電池(A-B10LT)をご利用ください。
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Q |
別売のリチウムイオン充電池の充電時間と電池寿命は?
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A |
電池の残り容量によっても異なりますが4〜5時間程度の充電で、約15時間使用できます。使用条件については、カシオペアに付属のハードウェア取扱説明書をご参照ください。
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