1) |
自宅ではそのまま、会社では「0」発信といった設定を切り替えることによって、アクセスポイントの設定の管理を容易に出来る。
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2) |
市内通話なら、市外局番を省略、国際電話なら電話番号の前に「001」を付けてくれるという設定を自由に出来る。
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3) |
トーン(プッシュ回線)とパルス(ダイヤル回線)の設定をしておける。
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たとえば、同じアクセスポイントに接続するときに自宅の場合はパルス回線で電話番号をそのままかける。勤務先からだと「0」発信が必要でトーン回線。それらがダイヤルのプロパティの切り替えだけですむようになります。
反面、気をつかなければならないのが携帯電話やPHSでの通信です。
ダイヤルのプロパティはご購入後、設定が次のようになっています。
[勤務先] 「0」発信、トーン、市内通話は市外局番省略
[自宅] トーン、市内通話は市外局番省略
そして、最初は[勤務先]が選択されています。
携帯電話やPHSでは、市外局番を省略するとか、「0」発信をするということは仕組み上存在しません。初期設定のまま使おうとすると、繋がらないという状態になってしまいます。
ダイヤルのプロパティが生きるのは、NTTのアナログ回線の場合といえます。
携帯電話やPHSでの通信の場合、
● 必ず市外局番が必要。
● 「0」発信は存在しない。
● 発信音(ダイヤルトーン)をチェックしてダイヤルしない。
● NTTパーソナルのPTE接続以外はトーン(携帯電話ののみなし音声方式を除外して)。
ということがキーポイントとなります。
ダイヤルのプロパティは追加で作成できます。
たとえば[携帯]とか[PHS]といった設定を作成すると便利でしょう。
作るのは面倒だという方は、[自宅]の設定の中で、「ダイヤルパターンの設定」で[編集]をタップして[市内通話]のパターンで「FG」として常に市外局番を付けるようにするだけでかなり使いまわしがききます。一般アナログ回線の際に市内通話で市外局番がついても動作に支障はありません。
Last modified : 98/5/15
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