Carbon offset カーボンオフセット付き「回収トナー」発売!

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カーボンオフセットについて(Q&A)

Q1 プリンタはどのぐらいCO2を排出するの?

A.

プリンタは使用時に電力を消費します。電力は、電力会社で発電する時にCO2を排出していますので、プリンタを使用すると間接的にCO2を排出している事になります。プリンタは印刷中のみでなく待機中にも電力を消費するためお客さまの使い方によって消費される電力は様々ですが、プリンタの消費電力の指標であるTEC値※1に環境省が定める電気の二酸化炭素排出係数(他人から供給された電気の使用に伴う排出係数)を用いて標準的な1週間のCO2排出量を算出することができます。
それをTEC値の基準印刷枚数※2で割り、1枚当たりのCO2排出量を求めることができます。

<1枚当たりのCO2排出量計算式>
【1週間のプリンタの総CO2排出量(TEC値xCO2排出係数)】÷【TEC値の基準印刷枚数(枚/週)】

●GE6000での計算例(モノクロ印刷の場合)

1枚当たりのCO2排出量=2.68(Kwh/週)×0.555(kg-CO2/Kwh)÷3680(枚)= 0.40g

例)1年間に100,000枚(約2000枚/週)印刷した場合のCO2排出量の算出:
1枚当たりのCO2排出量(0.40g)×1年間の総印刷枚数(100,000枚) = 40(kg-CO2)

●GE5000での計算例(モノクロ印刷の場合)

1枚当たりのCO2排出量=2.71(Kwh/週)×0.555(kg-CO2/Kwh)÷2560(枚)= 0.59g

例)1年間に100,000枚(約2000枚/週)印刷した場合のCO2排出量の算出:
1枚当たりのCO2排出量(0.59g)×1年間の総印刷枚数(100,000枚) = 59(kg-CO2)

●N3600での計算例(モノクロ印刷の場合)

1枚当たりのCO2排出量=5.43(Kwh/週)×0.555(kg-CO2/Kwh)÷2250(枚)= 1.34g

例)1年間に100,000枚(約2000枚/週)印刷した場合のCO2排出量の算出:
1枚当たりのCO2排出量(1.34g)×1年間の総印刷枚数(100,000枚) = 134(kg-CO2)

●N6100での計算例(モノクロ印刷の場合)

1枚当たりのCO2排出量=9.16(Kwh/週)×0.555(kg-CO2/Kwh)÷3520(枚)= 1.44g

例)1年間に100,000枚(約2000枚/週)印刷した場合のCO2排出量の算出:
1枚当たりのCO2排出量(1.44g)×1年間の総印刷枚数(100,000枚) = 144(kg-CO2)

●V2000での計算例(モノクロ印刷の場合)

1枚当たりのCO2排出量=3.55(Kwh/週)×0.555(kg-CO2/Kwh)÷1500(枚)= 1.31g

例)1年間に100,000枚(約2000枚/週)印刷した場合のCO2排出量の算出:
1枚当たりのCO2排出量(1.31g)×1年間の総印刷枚数(100,000枚) = 131(kg-CO2)

●B9000での計算例

1枚当たりのCO2排出量=3.4(Kwh/週)×0.555(kg-CO2/Kwh)÷3040(枚)= 0.62g

例)1年間に100,000枚(約2000枚/週)印刷した場合のCO2排出量の算出:
1枚当たりのCO2排出量(0.62g)×1年間の総印刷枚数(100,000枚) = 62(kg-CO2)

※1 TEC値とは「Typical Electricity Consumption」の略で、財団法人省エネルギーセンターの「国際エネルギースタープログラム」に適合するための基準となる値です。印刷時や待機時の実測値を元に1週間(稼動5日+休日2日)の消費電力量(TEC値)を計算し、基準値以下である場合に、「国際エネルギースタープログラム」の適合商品として認定を受けることができます。
N3600のTEC値(5.43kWh)は、1週間に2250枚をモノクロ印刷して5.43kWhの電力を消費する事を表します。

※2 TEC値の基準印刷枚数とは、TEC値を測定する場合に印刷速度ごとに規定されている1JOB当たりの印刷枚数から求められた1週間の印刷枚数です。
GE5000(32ppm)の場合は、32(ppm)x32(ppm)x0.5x5(日)=2560枚/週 となります。

Q2 トナー1本あたりどのぐらいオフセットするの?

A.

想定印刷枚数に1枚当たりのCO2排出量を掛けプリンタの総CO2排出量を算出し、これを想定印刷枚数を印刷するのに消費するトナーの本数で割ることでトナー1本当たりのCO2排出量が計算できます。カシオでは、1年間に10万枚(カラープリンタの場合はカラー5万枚、モノクロ5万枚)印刷する場合を想定して、印刷枚数に1枚あたりのCO2排出量を掛け年間のCO2排出量を算出し、これを年間のトナー消費本数で割ってトナー1本当たりのCO2排出量(=オフセット量)としました。
各機種のトナー1本当たりのオフセット量は、下記の通りです。

●GE6000シリーズ用回収協力トナー= 3Kg※1
●GE5000シリーズ用回収協力トナー= 2Kg※2
●N3600シリーズ用回収協力トナー = 4Kg※3
●N6100シリーズ用回収協力トナー =10Kg※4
●V2000シリーズ用回収協力トナー = 3Kg※5
●B9000シリーズ用回収協力トナー = 9Kg※6

<トナー 1本当たりのCO2排出量計算式>
【プリンタの総CO2排出量(1枚当たりのCO2排出量×印刷枚数)】÷【消費トナー本数(印刷枚数/トナーの印刷可能枚数)】

※1 GE6000での計算例(年間10万枚、カラー5万枚、モノクロ5万枚の場合)

1年間のCO2排出量=1枚当たりのCO2排出量×1年間の総印刷枚数 = ①+②=40(kg-CO2)

モノクロ印刷
0.40(g-CO2/枚)×50,000(枚)=20.0(kg-CO2)----①
カラー印刷
0.40(g-CO2/枚)×50,000(枚)=20.0(kg-CO2)----②

1年間の消費トナー本数=1年間の総印刷枚数/トナー印刷可能枚数=①+②+③+④+⑤=13.88(本)

モノクロ印刷
50,000枚÷18,000枚(黒トナー)=2.77本---①
 
カラー印刷
50,000枚÷18,000枚(イエロートナー)=2.77本---②
カラーは4色のトナーで印刷する為それぞれの色のトナー消費本数を算出
50,000枚÷18,000枚(マゼンタトナー)=2.77本---③
50,000枚÷18,000枚(シアントナー)=2.77本---④
50,000枚÷18,000枚(黒トナー)=2.77本---⑤
1本当たりのCO2排出量(=オフセット量)=40(kg-CO2)÷13.88(本)=2.88(kg-CO2)・・・・・・3(kg-CO2)

※2 GE5000での計算例(年間10万枚、カラー5万枚、モノクロ5万枚の場合)

1年間のCO2排出量=1枚当たりのCO2排出量×1年間の総印刷枚数 = ①+②=59(kg-CO2)

モノクロ印刷
0.59(g-CO2/枚)×50,000(枚)=29.5(kg-CO2)----①
カラー印刷
0.59(g-CO2/枚)×50,000(枚)=29.5(kg-CO2)----②

1年間の消費トナー本数=1年間の総印刷枚数/トナー印刷可能枚数=①+②+③+④+⑤=35.36(本)

モノクロ印刷
50,000枚÷6,500枚(黒トナー)=7.69本---①
 
カラー印刷
50,000枚÷7,500枚(イエロートナー)=6.66本---②
カラーは4色のトナーで印刷する為それぞれの色のトナー消費本数を算出
50,000枚÷7,500枚(マゼンタトナー)=6.66本---③
50,000枚÷7,500枚(シアントナー)=6.66本---④
50,000枚÷6,500枚(黒トナー)=7.69本---⑤
1本当たりのCO2排出量(=オフセット量)=59(kg-CO2)÷35.36(本)=1.67(kg-CO2)・・・・・・2(kg-CO2)

※3 N3600での計算例(年間10万枚、カラー5万枚、モノクロ5万枚の場合)

1年間のCO2排出量=1枚当たりのCO2排出量×1年間の総印刷枚数 = ①+②=157(kg-CO2)

モノクロ印刷
1.34(g-CO2/枚)×50,000(枚)=67.0(kg-CO2)----①
カラー印刷
1.80(g-CO2/枚)×50,000(枚)=90.0(kg-CO2)----②

1年間の消費トナー本数=1年間の総印刷枚数/トナー印刷可能枚数=①+②+③+④+⑤=38.45(本)

モノクロ印刷
50,000枚÷6,500枚(黒トナー)=7.69本---①
 
カラー印刷
50,000枚÷6,500枚(イエロートナー)=7.69本---②
カラーは4色のトナーで印刷する為それぞれの色のトナー消費本数を算出
50,000枚÷6,500枚(マゼンタトナー)=7.69本---③
50,000枚÷6,500枚(シアントナー)=7.69本---④
50,000枚÷6,500枚(黒トナー)=7.69本---⑤
1本当たりのCO2排出量(=オフセット量)=157(kg-CO2)÷38.45(本)=4.08(kg-CO2)・・・・・・4(kg-CO2)

※4 N6100での計算例 (年間10万枚、カラー5万枚、モノクロ5万枚の場合)

1年間のCO2排出量=1枚当たりのCO2排出量×1年間の総印刷枚数 = ①+②=157(kg-CO2)

モノクロ印刷
1.44(g-CO2/枚)×50,000(枚)=72.0(kg-CO2)----①
カラー印刷
1.86(g-CO2/枚)×50,000(枚)=93.0(kg-CO2)----②

1年間の消費トナー本数=1年間の総印刷枚数/トナー印刷可能枚数=①+②+③+④+⑤=16.65(本)

モノクロ印刷
50,000枚÷15,000枚(黒トナー)=3.33本---①
 
カラー印刷
50,000枚÷15,000枚(イエロートナー)=3.33本---②
カラーは4色のトナーで印刷する為それぞれの色のトナー消費本数を算出
50,000枚÷15,000枚(マゼンタトナー)=3.33本---③
50,000枚÷15,000枚(シアントナー)=3.33本---④
50,000枚÷15,000枚(黒トナー)=3.33本---⑤
1本当たりのCO2排出量(=オフセット量)=165(kg-CO2)÷16.65(本)=9.91(kg-CO2)・・・・・・10(kg-CO2)

※5 V2000での計算例 (年間10万枚、カラー5万枚、モノクロ5万枚の場合)

1年間のCO2排出量=1枚当たりのCO2排出量×1年間の総印刷枚数 = ①+②=131(kg-CO2)

モノクロ印刷
1.31(g-CO2/枚)×50,000(枚)=65.5(kg-CO2)----①
カラー印刷
1.31(g-CO2/枚)×50,000(枚)=65.5(kg-CO2)----②

1年間の消費トナー本数=10年間の総印刷枚数/トナー印刷可能枚数=①+②+③+④+⑤=45.45(本)

モノクロ印刷
50,000枚÷5,500枚(黒トナー)=9.09本---①
 
カラー印刷
50,000枚÷5,500枚(イエロートナー)=9.09本---②
カラーは4色のトナーで印刷する為それぞれの色のトナー消費本数を算出
50,000枚÷5,500枚(マゼンタトナー)=9.09本---③
50,000枚÷5,500枚(シアントナー)=9.09本---④
50,000枚÷5,500枚(黒トナー)=9.09本---⑤
1本当たりのCO2排出量(=オフセット量)=131(kg-CO2)÷45.45(本)=2.88(kg-CO2)・・・・・・3(kg-CO2)

※6 B9000での計算例 (年間10万枚の場合)

1年間のCO2排出量=1枚当たりのCO2排出量×1年間の総印刷枚数 = 62.0(kg-CO2)

モノクロ印刷
0.62(g-CO2/枚)×100,000(枚)=62.0(kg-CO2)

1年間の消費トナー本数=10年間の総印刷枚数/トナー印刷可能枚数=①+②+③+④+⑤=45.45(本)

モノクロ印刷
100,000枚÷15,000枚(黒トナー)=6.66本
1本当たりのCO2排出量(=オフセット量)=62.0(kg-CO2)÷6.66(本)=9.30(kg-CO2)・・・・・・9(kg-CO2)

Q3 自社の削減量としてカウントする事は出来ますか?

A.

カーボンオフセット付きトナーは、お買い上げいただいたお客様にオフセットの権利譲渡をするものではありません。

カシオがお客様の代わりにクレジットを購入し無効化することで、オフセットを実行いたします。

Q4 証明書の発行はできますか?

A.

カーボンオフセット商品をお買い上げ頂き、地球温暖化防止に参加した事を証明する「参加証明書」を発行しています。参加証明書を印刷し、製品に貼られている「Carbon Offset」シールを貼ることで参加証明書としてご利用頂けます。

Q5 自社のCSR報告書に記載したいのですが?

A.

参加証明書を印刷し、製品に貼られている「Carbon Offset」シール貼った上でCSR報告書等に掲載していただけます。

Q6 従来の回収協力トナーと販売価格は変わるのですか?

A.

回収協力トナーのメーカー希望小売価格は変わりません。

カシオが回収協力トナーの売上の一部で世界各地で実施される温室効果ガス削減プロジェクトの排出権を取得することでカーボンオフセットを実現します。

Q7 カーボンオフセット付き回収協力トナーセットの判別は、どうするのですか?

A.

カーボンオフセット付き回収協力トナーには、外装箱に「Carbon Offset」シールを付加しております。