E-55利用の心得 |
CASSIOPEIA(R) E-55をお使いになる上で、はじめにこれだけは押さえておきたい点をまとめました。一度ぜひお読みください。 |
|
【心得1】データのバックアップを取るべし | ||
普通に使っているかぎりはE-55に登録したデータが簡単に消えてしまうようなことはありませんが、電池の消耗、落とすなどの衝撃、誤操作、故障などが原因となってデータが失われる可能性は常にあります。いざというときのために、日頃からデータのバックアップを取ることを習慣にしてください。E-55上のデータは、次の方法で全データ(連絡先や予定表などへの登録データ、手書きメモなどで作成したファイル、E-55の本体RAMに追加インストールしたプログラム、および本体の各種設定状態)をバックアップすることができます。 | ||
● | E-55をパソコンと接続し、パソコン上にバックアップを作る (Windows(R) CEサービスを利用) |
|
● | メモリカード(別売品)にバックアップする※ (カードバックアップツールを使う) ※ 必ずACアダプタをお使いになり、バックアップ操作をしてください。 |
|
パソコン上のWindows(R) CEサービスを利用したバックアップの方法については、E-55に付属の「パームサイズPCユーザーズガイド」を参照してください。 また、カードバックアップツールについては、E-55に付属のCASSIOPEIA(R) Bonus Software Applications CD-ROMに含まれているマニュアルを参照してください。 | ||
|
||
【心得2】リセットとフルリセットの違いを知るべし | ||
「リセット」とは、パソコンで言えば再起動に相当する操作で、E-55では背面のリセットボタンをスタイラスで押して行います。リセットを実行すると、まだ保存していない手書きメモのファイルなどは消えてしまいますが、メモリ上に保存済みのデータには影響しません。 一方「フルリセット」は、E-55のメモリを完全に初期化する操作で、いわばフロッピーディスクのフォーマットのようなものです。E-55をお買いあげいただいたときの元の状態に戻すので、登録したデータや、RAM上に追加インストールしたプログラムなど一切が消去されます。フルリセットは、E-55の電源ボタンを押しながら背面のリセットボタンをスタイラスで押して行います。 |
||
「リセット」、「フルリセット」の操作は、E-55に何らかの不具合が生じたような場合に実行するものです。E-55の動作がおかしいと思ったらまず「リセット」を行い、それでも改善されない、復帰しないという場合には「フルリセット」を実行してください。「フルリセット」を実行すると全データが消去されますが、[心得1]を守ってバックアップを作成してあれば、バックアップデータからのリストアが可能です。 | ||
|
||
【心得3】エラー?動作が鈍い?と思ったらひとまずリセットすべし | ||
[心得2]にも書きましたが、E-55の動作がおかしいと思ったらまず「リセット」の操作を行ってください。例えば次のようなケースではリセットを行います。 | ||
● | スタイラスで画面をタップしても反応がない (いわゆる「フリーズ」してしまった状態) |
|
● | 時計アイコンが画面の中央に表示されたまま消えない | |
● | 動作が極端に遅くなった | |
なお可能な場合は、リセットを行う前に、まだ保存していない手書きメモのデータなどを保存しておいてください。未保存のデータは、リセットを実行することによって消去されてしまいます。 | ||
|
||
【心得4】本体のボタンは意図して押すべし | ||
E-55本体の側面や前面には、操作性を考慮して押しやすい位置に各ボタンが配置されています。しかし例えば、受信トレイで電子メールの受信中に誤って本体前面のプログラムボタン(3つ並んでいるボタン)を押してしまうと、連絡先などのプログラム画面に移ってしまいます。本体のボタンは意図せず押してしまわないように注意しましょう。 なお、誤って何らかのボタンを押してしまい、使用中のプログラムが背面に移ってしまったという場合は、次の方法で元のプログラムに復帰することができます |
||
● | [スタート]メニューから、元のプログラムを選び直す | |
● | CASIO Menuを使って元のプログラムを選び直す | |
● | タスクマネージャ([スタート]−[設定]−[システム]を選んで「タスクマネージャ」タブをタップ)を使って、元のプログラムにタスク切り替えする | |
|
||
【心得5】スタートメニューは短くタップすべし | ||
[スタート]メニュー上でのスタイラスの操作においては、メニュー上の項目は短くタップするのがコツです。タップの時間が長いと、タップした位置によっては意図しないプログラムが起動してしまうことがあるためです。 よく使うプログラムの起動には、CASIO Menuを使うと良いでしょう。 |