モバイルオーディオプレーヤーは、MP3ファイルの再生を行うためのオーディオプレーヤーソフトです。MP1、MP2の各形式のファイルの再生も、MP3同様に可能です。再生音は、E-500に内蔵されているスピーカーで鳴らすことも可能ですが、音声出力端子にヘッドホンを接続して聞くことで、MP3本来の高品位なサウンドクオリティを楽しむことができます。
MP3ファイルは、付属のユーティリティソフトの「MP3 JUKEBOX」(Windows(R) 95/98上で動作)を使って、音楽CDから録音したり、パソコン上のWAVファイルから変換して作成することができます。
 
   
  ファイル一覧画面 再生画面  
再生可能ファイル MP1/MP2/MP3オーディオファイル
(チャンネル:モノラル/ステレオ、サンプリング周波数:22.05 KHz/32 KHz/44.1KHz)
再生コントロール 再生/停止/一時停止/前ファイルまたは次ファイルへのスキップ(頭出し)/音量調節/消音
再生機能 複数ファイルの連続再生/リピート再生
本体ボタンで可能な操作 再生の開始/停止/一時停止/前ファイルまたは次ファイルへのスキップ(頭出し)/音量調節
その他 再生中のみディスプレイを消灯可能(表示OFFモード)
   
 
MP3形式のファイルは、最近ではMIDIと並んでインターネット上などで多くの音楽サイトでも配布されています。すでにパソコン上や携帯端末上で利用している方も多いでしょう。MP3(MPEG Audio Layer -3)とは、MPEG(Moving Picture Experts Group、カラー動画の圧縮方式の標準化を推進している国際的な組織)が規定している音声データのデジタル圧縮技術の規格のひとつです。 MPEG Audioには3つのレイヤーがあり、圧縮率が低い順にレイヤー1(MP1)、レイヤー2(MP2)、レイヤー3(MP3)と呼ばれています。最も圧縮率の高いMP3では、CDと同等の品質の音声ファイルを10分の1程度に圧縮することが可能であるため、パームサイズPCのような携帯端末上で高品質の音声を再生するのに適しています。
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