スキャナ一体型<DT-900>
主な特長
高い読み取り性能に加えて、さまざまな機能設定が可能
レーザー照査幅制御により高い読み取り性能を実現
32ビットRISC CPUにより高速読み取りのできるレーザースキャナを搭載。最小分解能は0.15mm。接触・非接触双方の読み取りができ、最大約380mm※離れたバーコードの読み取りも可能です。さらにレーザーの照査幅(振れ角)を3段階に制御する機能を新たに搭載。隣り合ったバーコードの読み違いを防止します。
※ストレート読み取り口モデル。
用途に合わせて選べる2つの読み取り口モデルを用意
検品・棚卸しに便利なストレート読み取り口と、EOB等に便利な下向き読み取り口を用意。2つのモデルから、用途に合わせてお選びいただけます。
128×64ドットの高精細大画面
128×64ドットの大画面液晶ディスプレイは、情報量に応じて12・16・20ドットの3種類のフォントに表示切り替えができるため、SCM検品など20桁の商品コードを一行表示することが可能です。
さまざまな機能設定ができるマルチファンクション
L・R表示のマルチファンクションキーは、操作環境に合わせてさまざまな設定ができます。例えば、トリガーキーで読み取りし、 L・Rキーで数量入力ができるように設定すれば、テンキーを使わずに片手で操作することも可能です。
現場のニーズを反映した、大容量 / 長時間使用 / 耐環境性能
操作性をさらに向上させた薄型・軽量ボディ
カシオならではの高密度実装技術と小型レーザーモジュールの採用により、約173×56×21.4mm※、約198g※の小型・軽量ボディを実現しました。グリップ部は細く持ちやすく、またトリガーキーは押しやすいように本体両サイドに設置。ボディのフォルムもさらにスリムに持ちやすくなりました。
※ストレート読み取り口モデル。
2MB+FROM6.3MBの大容量メモリを搭載(M60 / M61)
本体メモリーには業務に十分な2MBを搭載。また、アプリケーション・データバックアップ用にFROM6.3MB(ユーザーエリア)を搭載しました。万一の電池切れでもデータ消失を防げます。
※M50 / M51は、FROM448KB(ユーザーエリア)
2WAY電源対応。しかも低電力設計で長時間使用を実現
主電源は、単3アルカリ乾電池とリチウムイオン充電池(オプション)のどちらでも使用可能。またパワーマネジメント機能、高効率電源回路などローパワー技術の採用で、約150時間※の長時間使用を実現しました。
※単3アルカリ乾電池使用時。
防滴性能・耐衝撃性能などの優れた耐環境性能
JIS防滴II形に準拠した防滴性能※と1.5m落下にも耐える耐衝撃性能を実現。タフなボディが、さまざまな環境下でも大切なデータを保護し、円滑な業務をサポートします。
※鉛直から15度の範囲内で落ちてくる水滴によって有害な影響のないもの。
使用環境に自在に対応する開発環境とデータ転送
GUI環境で簡単にできるアプリケーション開発
開発言語には汎用性を考慮したC言語を採用。またWindows®で簡単にアプリケーションを創作できる開発ソフト、アプリケーションジェネレータを用意しました。
従来モデルのアプリケーションの利用が可能
従来モデルであるDT-700用のアプリケーションの利用が可能です。DT-700用のライブラリ関数とのソース互換※を実現し、アプリケーションプログラムが容易に移植できます。そのためDT-900へのスムースな移行が可能です。
※一部対応していない機種があります。
使用環境に合わせて選べる3タイプのI/Oボックス
I/Oボックス(オプション)に本体を置くだけで、非接触赤外線通信によりデータ転送が可能。充給電源機構を採用しているため、本体の電池を消耗することなくデータ転送ができます。ベーシック、サテライト、マスターの3タイプのI/Oボックスを使用環境に合わせてお選びください。
DT-900のシステム体系図
※他社製オプションを使用する際は、十分動作確認をしたうえで、ご使用ください。